2025年10月12日(日)、札幌で開催された第66回全日本病院学会にて、
弊社の代表取締役社長である橋本と、部長職の角谷・田野が公演をしました。
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登壇直前の様子。左から、代表取締役社長の橋本、角谷、田野。
第1部では、橋本より組織における構造的無能化のリスクについてお伝えしました。
「構造的無能化(※)」とは、次の2点で整理をしています
仕事を、より効率的・合理的に実行しようとするための分業化することがルーティンを生み、結果的に組織内の視点の硬直化をもたらす。
視点の硬直化により、組織が、考えたり実行したりする能力を弱め、
環境変化への適応力を喪失していく。
構造的無能化を打破するためには、目的を共有し顧客目線で考える組織づくりが必要となります。特に医療機関では、顧客目線でのMISSIONやVision設定がなされていないケースが散見されます。アート(デザイン)とサイエンス(データ)を活用し前向きな設定を強く推奨しました。
※日経BP日本経済新聞出版「企業変革のジレンマ」宇田川元一著より

(セミナー資料より抜粋)
第2部では、角谷より地域医療構想の視点で構造的無能化を打破するためのポイントをお伝えしました。今後、高齢人口の増加に伴い医療需要は伸びる一方で生産年齢人口の減少により働き手が確保できず、需要と供給のバランスが担保できないことが地域課題になることが推察されます。
単一病院で解決できる問題ではないため、地域のステークホルダーが一丸となってお互いの利害をオープンにしながら対話することが必要となります。しかし、多くの地域医療調整会議では実現できていないのが現状です。
このように、地域医療構想における構造的無能化を打破するためには、定性的・定量的情報の整理(データ)を行ったうえで相手の利害に焦点を当てたシナリオを作り、キャスティングを行うこと(アート)が必要です。
最後に、田野が総括をしました。
政策情報や決算情報など、医療業界はデータが極めて豊富な産業と言える。
これは、データを活用した経営ができるという強みと言える。
一方、職員が協働することでサービス提供がなされる。
人を介した営みには、「配慮・協力・文化」などデータだけでは語れない領域がある。
これからの病院経営では、データとアートのバランスを踏まえたマネジメントが必要と
なる。
今一度、顧客価値=顧客が求めている便益を再定義し、それを実現するデータとアートの経営を推進したい。

(セミナー資料より抜粋)
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